Japanese Translation- Genesis 25:21-33 (Message: Pastor Robinson / Translation: Kuan Aw

何が重要?

創世記25:21-33

アレックス・ロビンソン牧師


導入:先週は創世記26書でイサクの話をしましたが、今日は25章に戻ってヤコブの話をします。生まれる前から対立する運命にあることと、その対立する理由についても見ていきます。ヤコブは、この世に何が重要かに迷わない、本当に価値のあるもの、つまり神の契約に飢えています。そして神は私たちにも、本当に価値がある重要なことに、新しい考え方を持ってほしい思いをみていきます。


聖書朗読:創世記25:21-33

兄は弟に仕えるようになる


ヤコブの話は奇跡から始まります。

・イサクは、リベカに子どもが与えられるようにと、主に祈った

・神の恵みはこの家族にあった

・神は彼女にこの子供を与えた

・神の約束の相続人ができた

・双子の二重の恵み

しかし、お腹にいる双子の喧嘩は激しく、不安になったリベカは、主に祈り、お心を尋ねました。


23 神は答えられました。「あなたのお腹にいる二人の子は、二つの国へと分かれ、互いにライバルとなる。一方がより強くなり、兄は弟に仕えるようになる。」


神の回答からわかること

・リベカのお腹の中に二つの国が存在する

・この子達はこの二つの国の父となる

・二つの国は同時に対立があることを意味する

・両者の分裂は避けられない

・分裂はどちらかは強いを意味する


これが、二人の対立の原点を成立させました。一方がより強くなり、兄は弟に仕えるようになります。生まれる前からヤコブは周りと対立する運命にあります。この点について神からは説明もないし、正当化もしません。驚きますが、このようなるだけです。しかし、私たちが自分に正直になれば、わかるようになると思います。


・旧約聖書は多くの場合に新約聖書の姿を事前に映し出す

・イサクは約束の子として生まれた

・わたしたちも神に属する約束の子

・イサクと同様に、わたしたちも神から恵を与えられた

・ヤコブに対する予言は、わたしたちのあり方を映し出されている

・わたしたちもこの世と対立する運命にある


18 あなたがたは、世の人にひどく憎まれます。だが忘れてはいけません。あなたがたより先に、わたしが憎まれたのです。 19 あなたがたが世の人と同じであったら、世もあなたがたを愛したでしょう。だが、そうではありません。わたしがあなたがたを選び、世から連れ出したのです。だから、世はあなたがたを憎むのです。    ヨハネの福音書15:18-19

神は、なぜヤコブは周りと常に対立する立場になるかについて特に説明はないが、イエスについては理由を教えてくださいました。

・神とこの世は対立関係であること

・世が私たちを憎む前に、神を憎んだ

・この憎しみの原点は私たちではない、神とこの世が始まりだ


なぜならこの世にとって重要なことは、神は決して重要だとは考えていません。人にとって重要なことを蔑ろにされると、誰もが怒るでしょう。


体験談:うちの子供が一生懸命絵を描いているときに、2歳の子が何も気にせずに歩きながら踏みつけていたのに対して、怒り出して、「一生懸命描いているのに、なんで見てないだよ!」


わたしたちも同じではないでしょうか。一生懸命なにかやっていても、神はそんなことに満たされるわけがないというと、人々が怒り出します。ヤコブが生きる時代当時、長男の権利はとても重要とされていて、彼らの社会の土台ともいえるほど重要でした。王位は世襲制で、日本でも長男の責任が多いことから長男の権利と同じく重要です。


しかし、神は常識とは違った予言をされ、長男は偉くなるのではなく、むしろ次男に仕えるようになりますと。神は、人間的定義に束縛されない神だからです。


30 ただ、今は先頭を行くように見える者が、その時には最後になり、今は最後にいるように見えても、その時には先頭になる者が多くいるのです。マタイ福音書19:30

27 それどころか、神様は、この世では愚かな者、弱い者と思われている人々をあえてお選びになりました。それは、この世で知恵ある者、りっぱな人とされている人々を辱しめるためです。 28 神様は、この世で見下されている者、取るに足りない者を選び、そういう人々を役立てることによって、力を持っている人を無きに等しい者とされたのです。 29 ですから、どこのだれであっても、神の前で誇ることはできません。

コリント人への手紙I 1:27-29

神は世界を変えるためにどういう人を選んでいるかわかります。イエスは教育を受けていない漁師を選びました。これらの漁師によって、りっぱな人とされている人々を辱しめるためです。

軽蔑された弟は尊敬されている兄を支配することになります。


エサウの特徴:

25 最初の子は、体中が赤い毛で覆われ、まるで毛皮を着ているようだったので、エサウ〔「毛」の意〕と名づけました。

27 やがて子どもたちは成長し、野性味のあるエサウは腕のいい猟師となりました

・男らしい頑丈な体系(バート・レイノルズタイプ)

・腕のいい猟師

・マッチョで力強くて、運動神経が抜群

体験談:

日本はどうか知りませんが、アメリカでは高校でアメリカンフットボールをやる選手は人気が集まります。まるで学校のキングです。


ヤコブの特徴:

27ヤコブのほうは穏やかな性格で、家にいるのを好みました。

・魅力的ではない

・静か、目立たない存在

・注目されない、猟のようなすごい事しない

・家にいるのが好きで、一人でこもるのが好き

しかし、神はヤコブを選びました。ヤコブはエサウを支配することになります。人々は大切にしていることを拒否されると怒ります。この世も神を憎み、私たちも憎みます。神を従おうとする私たちは世がやっていることを重要視しないので、神と対立するように、私たちにも対立します。


私は、そこが対立の真髄だと思います。ヤコブは神と同様に人々が当たり前とおもっていることをうのみにしないからです。世が重要視していることは、わたしたちにとって本当に重要なのかを神から問いかけられているのではないでしょうか。

エサウは彼の生得権を軽蔑した


ヤコブがシチューを作っているところへ、エサウが疲れきった様子で猟から帰ってきました。そして、ヤコブは非常に奇妙なことを尋ねました。

31 「ああ、いいよ。兄さんの持っている長男の権利と引き換えなら。」


ヤコブはよく兄エサウのかかとをつかんで生まれた詐欺師と描かれています。しかし、本当に兄を欺こうとも言えない、ただ単に普通じゃないやり方をとっただけだと思います。私たちははっきりと言えないですが、初めての試みではないかもしれません。ヤコブは本当に長男の権利を欲しかったことだけわかります。

32 「今にも飢え死にしそうなんだよ。長男の権利なんか何の役に立つんだい。」


33 「それなら兄さん、その権利を僕に譲るって誓ってくれよ。」


言われたとおりエサウは誓い、長男の権利を弟に売りました。 34 わずかばかりのパンと豆のシチューと引き換えにしたのです。エサウは、腹を満たすことしか頭にありませんでした。長男の権利など、軽く考えていたのです。


ヤコブとエサウの心が現れる

・エサウにとって、長男の権利は重要ではない

・エサウは神の約束を受ける長男であることを認識していない

・簡単に豆のシチューと交換できるほど、神の約束を大事にしなかった

・神の約束を価値のないものとして扱った


世は神の約束なんか価値がないと思っています。人々は「今」、「ここ」、「自分たちがコントロールできることだけ」、「メリットがあることだけ」が大切と思っています。


「おなかがすいた!」エサウはそれだけしか考えていませんでした。霊的祝福なんで彼にとって無意味でした。私たちもそうではありませんか?


体験談:

15分間多く祈るより、15分間寝ることを選択するわたしたち。


. 豆のシチューは目の前にある

・いい匂いがする

・目に見える

・手に取ることができる

それと比較して、神の約束は実態感が薄い、エサウは将来に向けての約束より、今すぐに自分を満足させるとこを優先にしました。


アブラハムもハガルも同様で、私たちもコロナの最中に勝手に神の指示を受ける前に、何かやってしまうことありませんか?エサウは一番合理的なことをやったつもりでした。


・ヤコブも空腹でした

・ごはんの時間に豆のシチューを作っていた

・今すぐに食べるより、神の約束を待つことにした

・エサウにとって重要でないことをヤコブは重要だと考えていた

・長男の権利は重要だと考えていた


今まで数週間アブラハムの家族にとって、長男の権利はいかに重要かについて話してきました。この権利は神からの約束が続くことを意味しますから、イサクはこの重要さを認識して、不妊の妻のために祈り、行動によって彼の信仰を表したわけです。ヤコブもこの権利の重要性を十分認識していて、自分の空腹間を我慢していました。

ヤコブは見た目からそれほど魅力がある人ではなかったですが、彼は何が重要かをよく理解していました。その故、神はヤコブを選び、世の救い主が生まれる先祖として特定しました。

私たちも、もしかしたら目立たない存在かもしれません。世の基準からして、私たちは落選されている人達かもしれません。弱い人たちかもしれません。


そんなことは神の視点からはどうでもよく、一番重要なことは、私たちは何が重要かをわかるかどうかです。

15 あなたがたのうちのだれも、神の祝福を失わないよう互いに注意し合いなさい。あなたがたの間に、憎しみや悪意がはびこらないよう十分に警戒しなさい。それは、多くの人の信仰生活に害を及ぼすからです。 16 また、不品行に走ったり、エサウのように神に無関心にならないよう注意しなさい。エサウは、ただ一度の食事のために、神の祝福のしるしである長子の権利を売りました。 17 あとになって後悔し、涙ながらにその権利を取り戻したいと願いましたが、遅すぎたのです。 へブル人への手紙12:15-17


こんな人生は神が望まれません。神は、ヤコブがアブラハム、イサクへの約束を求めるように、わたしたちにもイエス様のうちにある約束を求めてほしいです。


私たちは日々色んなことに気が取られています。重要そうなのですが、そうでもないことが多いです。私たちの時間を浪費したり、本当に重要なことから目を逸らされたりします。


本当に重要なことに集中し、一番重要なことを優先にすることによって、より豊かな人生を歩むことができるように祈ります。アーメン




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